角川武蔵野ミュージアム

角川武蔵野ミュージアムの外観

あけましておめでとうございます。
2021年もよろしくお願いいたします。

昨年のお話になりますが、2020年11月に正式オープンした東所沢駅最寄りの角川武蔵野ミュージアムに行ってまいりました。

手?なのかなんなのか、つかみどころのないユニークな外観。
同一敷地内に新築された神社やオフィススペースは、
和の現代的な表現だろうと推察でき、それはそれで素敵です。
だがこっちの石のは和ではないのだろう。。
美術館らしくないというかもっというと建物らしくない形状。
地面に対して垂直な面がほとんどなく、窓すらない。角度も法則性がなさそうに見える。。
、、、などと一通り考えてみて理屈で理解することはあきらめました。
自分自身はっきりと答えのあるものより、あいまいさを含んだものが好きな方なので、新しい建築の方法に挑んだ意欲作と捉えています。

むかし何かの本で読んだ
”真に崇高なるものは謎めいた要素なくして存在しえない―”
そんな言葉もよぎります。

ねじれてせりだしているような外壁

隣接の神社
隣接のオフィススペース

4階の図書館

内部は入場料が1400円程度いたしましたが、美術館的な展示と図書館スペースがあります。
床は平らで建物らしい感じ。
本は普通の本屋さん、図書館ではなく、さすがよく選ばれていて、自分は1週間くらい暮らせそうな程、興味深い本がたくさんありました。ぱっと見ランダムな展示方法も最初は慣れずに見ずらかったですが、慣れると強弱ついている置き方もこれはこれでありだと思いましたね。特に読みたい本を決めずに選ぶ場合はこっちの方がいいかもしれません。読書だけでもまた行きたいと思っています。
(※写真撮影はOKとのことでした。)