既製品の性能は向上している

前回は自然素材について書きました。たしかに自然素材は素晴らしいです。
しかし一方で、大量生産される既製品に比べて価格面では高く、不利にはなります。
最大限床面積をとりたい、キッチンは海外製のものを、バルコニーにはウッドデッキを設けたい、、、等々
コストの制約がある中で全体を安く抑えるためには既製品を使わない手はありません。
弊社では、コストの許す限り自然素材、上限をみながら既製品を併用することを推奨しております。

性能は年々進化しているなーと感じます。
例えばフローリングの木目、建具のシート。木目に凹凸がある上に、広い面積に並べた時に不揃いなまだらな感じもリアルによく表現されています。色合いも90年代頃は濃茶、薄茶、ホワイトくらいでしたが、今ではグレーがかったようなホワイトの木目調や、グレージュといってグレーとベージュの間のような色など微妙な色合いのものもでていて、見た目は本当にいいものが毎年のようにたくさん出ています。
ユニットバスは、デザインはシンプルで掃除もしやすく、もちろん漏水の心配もなし。機能面も優れています。
キッチンもシンプルなものを探せば意外とすぐに見つかります。凝ったいいデザインのものはそれなりにしますが、、

人と同じ、建売と同じものに満足しない方、見た目よりも機能にこだわりたい方、今までもこの仕事に携わってきて思いますが人それぞれ妥協点が違うものです。よくお聞きしながら納得のいくものをご提案していきます。