階段下の使い方

階段下のスペースは個別性が強くでる場所です。

おおむね天井が低いながらも、
場所によっては人が立つことができるほど高さがあり、
低いところでも何か置けるほどの高さはある。
そしてそれが斜めにつながっている。

家全体のスペースバランスや施主の目的によって毎回異なるため、設計する側にとってはとても考え甲斐のある場所です。

①何も置かない

すっきりと開放感のある廊下(玄関)に。他のところで収納が十分にとれれば、開放感のあるこの形がよい

②階段下収納

建具をつけて納戸にする。 用途をある程度想定して、照明やコンセントを設けておくとよし。 低い場所を自動掃除機やペットの住み処としたりも。

③階段下トイレ

家全体のスペースを考慮すると水回りの省スペース化に効果あり。斜めをうまく利用して頭が当たらないようにすることで、十分に目的は果たせる。

④飾り棚+納戸のハイブリッド型

実用と見た目を兼ね備えた、今のところの最終形態

⑤設備スペースとして

集合住宅の外部階段下にガスの検針メーターをすっきりとおさめた例。設備系のポンプが必要な場合にはポンプ室とする例もあり