水平構面を補強する

構造設計者とやり取りする際や書籍を読んでいると水平構面というワードがよくでてきます。
空洞の箱に一枚床をたすと箱全体がかたくなる。そんなイメージです。

理屈は難しくないですが、内部間取りを必死に考えているとつい意識の外に置かれがちになります。

これが地震の際に左右の揺れに対して耐える力になります。
床がつながっているのが一番強いですが、
吹き抜けや階段はこの床に穴が開くことになるので、これを補強してあげる必要がでてきます。
採光性、開放性が若干ながら損なわれますが、そこは致し方ありません。

火打材は鋼製と木製があります。
内部に露出する場合には木製で、デザインとして
①木を素材としてを見せる
②白く石膏ボードでくるむor塗装する
わたくしは多くはこの2通りを採用しておりました。

木の火打材

白の火打ち材

しかし、最近は火打レス金物というのがあり2019年にグッドデザイン賞を受賞されたようです。

参考URL↓

https://www.g-mark.org/award/describe/49369?token=Ykym5nocDI

素晴らしい発想ですね。広く商品化されないかな、、とおそらく多くの設計事務所が思っているでしょう。値段が高そうですけど、、