擁壁も側溝も木製!
建具の引きしろが外に飛び出ている大胆なデザイン
動線が外観に形となって表れている様がなんともかわいいらしい。
手摺。藤森氏の設計には至るところにあそび心が感じられますね

雨樋も

何気なく見えるが、時を経て完成したような深みを感じる

浜松市秋野不矩美術館①

個性的な茶室で有名な藤森照信氏の設計。たまたま藤森照信展をやっており、過去の建築のほとんどに関しての屋根や壁の原寸のモックアップがあったかと思います。縄文時代にでもできる工法でということを追及されており、土壁・漆喰などもご自身でも施工を追及されていて大変興味深かったです。住宅メーカーなどでも自然素材を売りにした会社さんが世の中には多数ありますが、ここまでこだわりぬく方はそうはいないと思います。展示室内は撮影禁止でしたのでお見せできませんが、メインの展示室は靴を脱いであがるシステムで、漆喰でしょうか白いいかにもオーガニックな塗りが施されていて特別感のある美しいお部屋でした。