ホキ美術館

ホキ美術館

キャンチレバー。
いわゆる片持ち構造で、不安定なところがまた緊張感があり、下の空間も柱がなく自由に使える。
いい点はたくさんありますが、ここまでのものは初めて見ました。
先端30ｍは宙に浮いていて、制振構造で揺れを緩和しているそう。かなりの迫力で、少々やりすぎではないかと心配になるくらいです。
全体的にはすっきりとしていて、形の強さだけで主張するタイプで、好きなデザイン。

千葉県千葉市にある写実主義の絵画を集めた美術館です。絵画は印象派やキュビズムの登場以来、捉え方の特殊性だとか、わかりやすく差別化された個性的な描き方で進化してきたものだとばかり思っておりました。要は一風変わった描き方の競い合いという。
しかし、写実主義というジャンルがあるんですね！恥ずかしながら存じ上げませんでしたが、館内の作品はニットの縫い目までしっかり描いてあったり、人の手でここまでできるのかと驚きの連続でした。これだけの作品の量が観られるところはそうないと思います。絵に興味がない方にも是非お勧めです！