よく染みた石

バチカンの壁
バチカン美術館の外壁

よくしみてるな~、、、

と長い歴史の蓄積を感じさせる石に見入ってしまう時があります。

耐久性・耐候性の高い素材ならではの特色で、

京都やヨーロッパ等、当たり前ですが歴史あるところが多いですね。

繰り返したり、通りをそろえたり、一つ飛ばしにしたり、互い違いにしたり、ランダムにしたり。。

グリッド、プロポーション、オーダーなど、、じっくり見ているとなるほどうまく配慮されていると気づかされるものもあります。

それらにゆっくりと感心する一方で、

一見してぐわっと目を奪われ、息をのむような瞬間があります。

それは内部のルールそのものというよりもよりマクロな視点、周辺環境に関係が深い気がします。

ちょっと多すぎるくらい、贅沢すぎるくらいをどこか広い一箇所に

よく場所が選別されて、選りすぐられた場所は人に適正に管理され、よく手を入れた分だけきれいに染みていく

ひとつひとつの材料が厚みがあって、しっかりしたものを。

よく使う、必要なところに。

細かいルールはあまり気にしないで。。