ソットサス展 @アーティゾン美術館(京橋)

こちら電車の中吊り広告に誘われまして、、たまたま近くで用事もあったもので、アーティゾン美術館、はじめていってきました。あのブリジストンの石橋財団のコレクションとのことで、常設展もとても楽しく拝見いたしました。

まだ新しい建物のようで、とても天井が高くゆったりとして、動線や照度の強弱もうまく調整されていて、高層ビルの中ながら落ち着きがあって雰囲気がよく、現代的な美術館でしたね。

手前が「オダリスク」

ソットサス、名前は知っていましたが、特別にフォーカスされた作品群を今回のようにまとめてよくみてみますと、ポストモダニズムの巨匠であるという点、とてもよくわかった気がします。
自分が大人になったのでしょうか、ポストモダンとはこういうことですよねと、すっと入ってきましたね。
建築でいうとベンチューリや、日本の丹下氏、黒川氏、、、となってきますが、用語を覚えた程度の記憶でしかなかったところ、伝統的なデザインが、モダンでそぎ落とされ、それがいきついた反動からまた付け加えられはじめてきてポストモダンになったのだと。「オダリスク」などは伝統的なモチーフがちゃんと入っているとみてすぐわかりましたし、モダンとしての省略された幾何学形を組み合わせている手法もこう置かれてみるとわかりやすくみてとれました。ポストモダンに至ったその時系列やその流れが見えた気がしました。

家具の用途のものもありましたが、サイズ的に日本の家にはほとんど置けないでしょうけども、タイトル含めメッセージ性を感じるのでアートとしてみる分にはとても興味深いものでしたね。

左:照明器具「ツリートップス」  こうして結界のように床に紙を敷き詰める感じは、色々な要素を安価でシンプルにセンスよく解決していると思いましたね。
「アクロポリス」 これはもう都市。納得です。